勉強会: 『五感』について
毎月恒例である合同勉強会の衛生士・助手・受付が中心となって行われている『NHK papillon』に参加してきました。
今回の勉強会の議題は『五感』についてです。そして議題決定から発表までは、各院の助手と受付で結束されました‘チームチワワ’が行いました。その中でも議題・スライド作製・内容説明は当院の助手と受付が担当しました。
当院では診療中にフェイスタオルをお顔にかけさせていただいてます。それは皆様のお顔に跳ねる水を最小限にするため。ライトが眼に当たらないように保護する。という目的で使っていますが、タオルをかけるという事は皆様にとっての一番の情報源である視覚を塞いでしまっています。眼が見えない状態というのはとても不安であり、聴覚や嗅覚といった箇所で情報を得ようと敏感になっていると考えられます。目が見えない状態で大きな音がしたり、不快な匂いがすると普段よりも気になってしまうと思います。これを助手や受付側から改善する為にはどうすればいいのかを他院の方々とディスカッション・患者様の立場になって体験する。といった方法で学べるように進めていきました。
診療中に目元を隠すようにタオルをかけさせていただく事は、皆様からの信頼が有ってこそ成り立つ物です。それに答えれるように...もちろん視界が塞がれてしまう事自体が不安な方も多いでしょう。その一人一人違う不安にも答えていけるよう診療にますます努めます。